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インド−バックパック1週間の旅の持ち物
JUGEMテーマ:海外旅行 総合


インドの話しは終わりと宣言しましたが、旅の持ち物のことを書くのを忘れていました。


今回のインド1週間の旅は、12月26日〜1月5日の冬場でした。
北の方を旅したので、朝晩は冷えると思い薄めの中綿のジャケットとフードパーカーを防寒着として持って行きました。


【出発時の服装】
 - 32リットルのバックパック
 - 中綿ジャケット
 - フードパーカー
 - ジーンズ
 - 薄手のスカート(寒くて一枚で履く事はなかった)
 - トレッキングシューズ


【バックパックの中身】
 - 着替え4日分(キャミ、長袖T、下着、靴下)
 - パジャマ代わりのヨガパンツ(上は翌日着るTシャツを着て寝ました)
 - 帽子
 - サングラス
 - ビーサン

 - 洗面セット
 - 化粧品セット
 - 日焼け止め
 - 薄手バスタオル
 - ハンドタオル

 - トイレットペーパー(モンベルの携帯用ロール
 - 薬(風邪・下痢・頭痛)
 - ウェットティッシュ(携帯用1袋のみ)
 - S字フック
 - カラビナ
 - 南京錠(小)
 - ナルゲンボトル
 - ZipLock
 - スプーン&フォーク

 - コンセント変換プラグ
 - カードリーダー
 - i-pod
 - デジカメ
 - 一眼レフ
 - 携帯
 - マグライト
 - 充電器類
 - 予備電池

 - パスポート
 - 航空券のe-チケット
 - 上記のコピー
 - 緊急連絡先のメモ(クレジットなど)

 - ガイドブック
 - メモ帳とペン
 - 暇つぶし用の本
 - 日本のお菓子(子袋入りのもの)


ざっとこんなところです。
旅にもだいぶ慣れてきたので、荷物も少なくなりました。デジカメや携帯などのACアダプターなども、購入時に海外対応のものを選んでいるので変圧器も不要です。

上記でほとんど(もしくは全く)使用しなかったものは、スプーン&フォーク。
これは手で食べる習慣のあるインドだから持って行ったのですが、私が入ったレストランではちゃんと出してくれたので。ホテルについているレストランで食事する事が多いとあまり必要ないものです。


使ったけど、いらなかったものはナルゲンボトル。
1リットルのペットボトルの水を入れ替えてたのですが、小さいサイズのペットボトルをこまめに買うほうが良かったかも。宿でお湯をもらったりする場合は必要だと思います。

あと、仲良くなった人にあげようと買っていったマヨペッパー味の柿ピーは、良く考えたら動物性のものが入っているのでベジタリアンの多いインドでは使いづらいお土産となってしまいました。日本のお菓子って、結構カツオだしとかチキンブイヨンのようなもので味付けがされていることが多いです。お土産に食べ物を買う場合は、日本語の読めないインド人でも安心して食べられるような飴などの明らかに植物性だとわかるものが良いと思います。


持っていけば良かった物は・・・

防寒着もしくはストールなど → 予想以上に寒く、途中でブランケットを購入した
カロリーメイトのような非常食 → 風邪で食欲が無い時があったので
他にもいくつかあったけど、現地で購入して問題なかったです。




【お金】
お金はUSドルとルピー、両方の現金を調達しました。
ホテルで両替が簡単にできるので、USドルで支払いが可能な場所も多いと思います。
ただ私は、持って行ったUSドルを更にルピーに両替して、ほとんどルピーで支払いました。

一番気を使ったのが、ルピーの小銭を切らさない事。100ルピー札を出そうものなら、あからさまに嫌な顔をされます(笑)5ルピーとかの物を買っているならまだしも、30ルピーとかするものでも同じです。インド人も小銭を欲している感がありました。不思議。



【クレジットカード】
クレジットは空港以外では使用しませんでした。現金を多めに持っていってしまったので使う場面がなかったです。クレジットの機械を置いているお店も見かけなかったです。(そういうお店に行かなかったというのもありますが・・・)



【キャッシュカード】
前回ベトナム・カンボジアに行ったときは簡単にATMで日本の口座に入っている現金を引き出すことができたのですが、インドではデリー以外でATMを見かけなかったです。どこかしらにあるとは思いますが・・・。

ちなみに、キャッシュカードの裏面にPlus のマークかCIRRUS のマークがあれば海外のATMで下ろすことができます。私が持っているのは新生銀行のもの。でも最近スルガ銀行ANA支店なるものの存在を知り、移行をしつつあるところです。(基本、丘マイラーです。)

新生の良いところは、年がら年中国内の引き出し手数料がタダ!振込み手数料なんかも他と比べてお安い感じがします。セブン銀行、郵便局のATMでおろせるので便利です。
デメリットは、セブン以外のコンビニで下ろせないところ。知らない土地に行くとセブンが見つからず困る事があります。


【保険】
日本でインターネットで簡単に購入できる保険に入りました。海外で病気にかかって治療を受ける場合、かなり高額になるので念のため。とは言っても、一番安いやつを選びますが。空港にも自販機があるので、待ち時間とかに簡単に手続きできます。5000円弱





思い出せる限り書いてみました。
持ち物はその人の旅スタイルや何に重きを置くかでだいぶ違ってくるので、これが正解とかはありませんが、多少でも参考になれば幸いです。



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カテゴリ:インド | 22:43 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
インド人は荷物が多い
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インド人は荷物が多い。

駅のホームでは、電車を待つ人々のボストンバックや大きな手提げバッグが積まれている。これが一人ひとつでは済んでいないのだ。しかも結構重そうでかなり大きかったりする。
そして大家族のグループとかになると、バッグの上にバッグが積まれホームの一画を占領しているのだ。


最初は「荷物が多いなー」ぐらいにしか思っていなかったが、ふと、その荷物が全て手提げタイプであることに気づいた。リュックを背負っているのは外国人旅行客ばかりだ。
デリーでは今風の若者がリュックにジーンズという格好でいるのを見かけることがあったが、バラナシやブッダガヤでは全くリュックを背負ったインド人を見る事はなかった。



これが最初、すごーく不思議だった。
だって、私だったら荷物が3個あるなら、そのうちひとつは絶対リュックにする。でないと、一度に持ちきれないし、運ぶのだって大変だからだ。



理由が思い当たらず、なんだかずっともやもやしていたのだが、バラナシの駅で出会った夫婦と話していて、ハッと気づいた。


奥さんの方に「荷物が多くて大変ですね」と言ったら、「ほとんどが服なのよ」と言って着ていたサリーを広げて見せた。



そうか、サリーじゃあリュックは背負えないんだ!
よくよく考えると、女性はサリーを着ている人が多いし、男性も、朝晩の冷え込む時間には頭からマントをかぶって歩いていた。(これが結構かっこよくて、欧風の顔立ちのすらっと背の高い若者だったりすると本気で惚れそうになる。いやまじで。)



自分の中でかなりのナイス発見なできごとでした。
ちなみに、荷物が多い理由は発見できませんでした。


DSC03724
布を巻き巻きするのがインド流
ちなみに、ニューカレドニアでスーパーのエコバックの中についていた
ループ状の紐が、
フランスパンを立てて入れるための支えだと気づいた時が
過去一番の"世界不思議発見"でした。



ガッテン!ガッテン!
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カテゴリ:インド | 21:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−さようなら、インド
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インド最終日となるデリーの朝は、どんよりと雲に覆われていた。
北に位置するデリーの曇天の朝は息が白くなるほど寒く、この季節の朝にはめずらしくないという霧がかかっていた。


インドのホテルでは、屋上にレストランがあることが多い。
このHotel Anoop も最上階にレストランがあり、半分はベランダとなっていて中と外、両方で食事が楽しめるようになっていたのだが、中と外を仕切るものはなく外と同じ冷たい空気がレストラン全部を覆っていた。


もちろん室内側の席につき、メニューをひらく。
デリーは物価が高いのか、それまでの宿と比べて結構高めの設定だった。Curd の文字が目に入ったので、Mueils(?)というシリアルにヨーグルトをかけた物と暖かいチャイを注文した。


料理が出てきてから、この寒いのに冷たいヨーグルトはなかったな、と気づく。しかもCurdは少し凍っていてシャリシャリしている部分もあった。凍えながら食べたが、韓国の尼僧が言ったとおり、ただのヨーグルトなのだが非常においしかった。


DSC03776





まだ9時前だったので、周辺を散歩してみることにした。商店街通りのようだったが、一部の飲食を販売しているところ以外は軒並み閉まっていた。しかし、店は閉まっているのだが通りを歩く人はなぜか多い。

インド人はもちろん、ヒッピー風の白人やにわかインドかぶれのアジア人などそれまでの土地ではほとんど見かけなかったような人たちが、いろいろいた。不思議な街だった。


歩いても、歩いても、似たような町並みが続くだけだったので引き返す事にすると、今度はぽつぽつと開店したお店が増えてくる。サリーや布地の店、バッグなどの服飾雑貨の店。きっとほとんど観光客向けの土産店だろう。店先を冷やかしながら歩いていると、ふとかわいい毛糸の靴下が目に付いた。


手編み風の分厚い靴下。

手にとって見ていると、2階の店内から店員が手招きしている。中も見て行けと言っているようだ。誘われるままに中に入ると、狭い店内の壁にぎっしりと毛糸の帽子や靴下がぶら下がっていた。


どれもこれもとてもかわいい。
店員はネパール人で、商品もネパールの手編みのものを仕入れているとのことだった。友人へのお土産にちょうどよさそうだったのでいくつか買うことにした。

ぼんぼん付きの帽子がかわいかったので色違いで3つ買うことにして、気に入った色のものをピックアップして横に置く。最後の一色が決まらず悩んでいるところに、大柄の白人のおじいさんが入ってきた。彼も帽子を買いに来たらしく、私がよけておいたブルーのニット帽を掴むと試着した。あっ、と思ったがスローなおじいさんのマイペースぶりに何も言えず、一番お気に入りの色を譲ってしまった。


店員はどこからかチャイを買ってきて、おじいさんと私に振舞ってくれた。インドではこんな風に、出会ったばかりの人がチャイなどをおごってくれることが多くあった。

おじいさんは椅子に座りチャイを飲み店員と世間話を始める。私のお気に入りのブルーの帽子をかぶったままで。

おもわずクスリと笑ってしまいそうな風景だった。


幸運にもその帽子は最新デザイン(!?)で入荷したばかりだったため、他にもまだ色がたくさんあった。
残念ながらブルーはなかったが、店員が出してきた箱のなかからきれいな薄いグリーンを選んだ。


その後にレフのカメラを首から提げた日本人の女の子が入ってきて、また少し立ち話をする。結構長居をしてしまったが、店員のプッシュもなく気分よく買い物ができて楽しかった。


その後は、空港までのタクシー代の現金がなくなってしまったのでATMに行ったり、宿でそのタクシーの手配をしたり、お土産をどうにかバックパックに詰めたりと帰国の準備をしただけで終わってしまい、観光には行かずじまいだった。


インド最終日は、こうやってあっけなく終わってしまった。





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空港に向うタクシーの中から、ずっとデリーの町並みを眺めた。
たくさんの車と、たくさんのインド人が右から左へと流れていった。

それは毎日変わらない風景のように思えるけど、でもやっぱり人間が成長するようにこの街も少しずつ変化しているのだろう。



1週間。

たったそれだけの滞在で私はいったい何を見て、何を知る事ができたのか。


インドを良く知る人がこの旅記録をみたら、「なんだこいつは全くインドの事をわかってないじゃないか」、と言われるかもしれない。
読んだ後にインドに行った人は、「書いてあった事と全く違うじゃないか」と言うかもしれない。

でも、それがきっとインドなんだと思う。
訪れる場所、出会った人、注目する部分。それらが違えば、まったく違った印象を受ける。




きっとまたここに来るんだろうな。
何となくそう思った。



次に来たときにはどんな印象を受けるのか。そんなことを想像していると、タクシーの運転手がこちらを向いた。


「着いたよ。」



お金はプリペイドですでに払ってあったが、もう必要なくなった細かいルピーがポケットに少し残っていたのでチップとしてドライバーに渡した。


ドライバーはニカッと笑って言う。
「Thank you. Have a nice flight.」




私は言う。
「ダンニャワード。アルビダー。」



ありがとう、インド。
さようなら、インド。




短い私のインド旅行が終わった。



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今回でひとまずインドの旅記録は終了です。
こぼれ話があと少しあるけど、それはまた今度。

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カテゴリ:インド | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−さよならアーグラー、こんにちはデリー 2
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ニューデリーの駅にはなかなか着かなかった。
いや、着かなかったのではなく、「ここがニューデリー駅かな?」と思うような大きな駅が手前にいくつもあり、それを通り過ぎるたびに降りる準備をしていたためそう感じたのだろう。


New Delhi の駅は、それまで利用してきた駅、Varanasi、Buddah Gaya、Agra Fort とは別物だった。


驚くほどに遠くまで連なるホームの数、ジーンズにスニーカーといった今時の服装の若者達、停車中の列車もそれまで乗ってきた青い、古いタイプのもの以外に日本の特急列車のような明るくきれいなものもあった。
ホームで売っているファストフードも、サモサやヴァーダなどのインド料理だけではなく、ハンバーガーやコーヒーなども扱っていた。


とにかく、それまでに身を置いていたインド風味どっぷりの環境から一転、もはやグローバル化してしまっている、どこの国でも同じような「都会」へと急に転がり込んでしまったのだ。


リクシャーの客引きも、それまでとは比べ物にならなかった。
なにせ、駐車場(駐輪場?)の規模が違うのだ。プリペイドタクシーのチケット売り場に行こうと思ったら、その小さなブースは大量のリクシャーで囲まれていた。



また今回も予想通り電車が遅れたため、事前に電話でホテルの空きを確認していた。
Hotel Anoop、くやしいけど、また地球の歩き方に載っていた宿だ。
そのホテルは地図で見ると歩いてでも行けそうな距離だったが、夜だしリキシャーに乗ろうと思って外に出た。そしてそのとたんに何人かの客引きに囲まれた。

一番強そうなガタイの良い男が言うには、Hotel Anoop までタクシーで250ルピー、リクシャーで100ルピーだと言う。さすがにそれは高すぎだろうと思い、プリペイドの建物まで何とか進むがインド人で囲まれていて窓口がどこにあるのかすらよくわからない。
人々は口をそろえて店はもうクローズしていると言い、私の行く手を阻む。まさに体を張って。
まるでそこにいる全ての人が全力をあげて私に高い値段でタクシーに乗せようとしているかのようだった。(いや、実際にそうだったのかもしれない)


多勢に無勢にもほどがある。これじゃあ何の勝ち目もない。初めての土地で、地の利もない。おとなしく諦め、たった数分の距離を100ルピーでリクシャーに乗った。(ガヤーからブッダガヤーまでの30分のリクシャーは80ルピー、乗り合いだったら20ルピーだ)



高い割にはホテルの場所がわからなくてウロウロしたリクシャーだったが、無事にHotel Anoop に到着した。もう時刻は夜の11時近かったが、駅からまっすぐ伸びる大通りに近いせいか、通りを歩く人は多く、ヒッピー風の白人なんかも山ほどいた。


リクシャー代の小銭を作るために駅で簡単な夕食を済ませていたので、その日はすぐに寝ることにした。と言っても、Delhiでの時間はあまりない。翌日の昼過ぎには空港へと向わなくてはならない。


せめて少し早起きして周囲をぶらついてみようか。
久しぶりのシャワーを浴びながら翌日のプランとやらなければならない事をまとめる。

ベッドに横になりテレビを見ていたが、まるで日本の昼メロのようなドロドロのストーリー(と思われる)が過度になるにつれ、私のまぶたは少しずつ閉じていった。


とりあえず、明日の朝ご飯はブッダガヤーで出会った韓国の尼僧に教えてもらったCurd(インドヨーグルト)を食べよう。




そんなことを考えつつ、深い眠りに落ちた。



DSC04053
旅行中につけていた記録。
途中でノートが終わってしまったのでアーグラーで緑の方を購入。
Deluxe Noe Book と書いてあるが、とてもそうは見えないところがまたいい。




ようやくインド旅行記も終わりそうです。
もう少しだけお付き合いください。

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カテゴリ:インド | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−さよならアーグラー、こんにちはデリー 1
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ホテルに戻ると小康状態だったおなかの調子がぶり返してきた。 
デリー行きの電車の発車まで中途半端に時間があったが、トイレがすぐには見つからないインドを今の状態で出歩くのはやばそうだった。


そっけない感じだったホテルのおじさんは、いろいろと聞いたり、話すにつれ、だんだんと向こうから観光のアドバイスをしてくれるようになっていた。川を渡ったタージマハルの裏側の方に行けば姿が見られるとのことで、今からリクシャーで行けば電車には間に合うと教えてくれた。
ぜひ行ってみたかったが、おなかの調子を考慮し、インターネットを借りて時間までここでおとなしくすることに決めた。


期待通り3回ほどトイレを借りる羽目になったのだが、出す物を出して薬を飲んだらかなり良くなってきた。この先また電車で長時間の移動だったから助かった。




インドの旅のオアシスとなったHotel Ajay International に別れを告げ、駅へと向った。降りた駅とは別の駅で、オートリクシャーに乗らなければならなかった。通りを歩くがリクシャーが見当たらない。本当に、普段は必要なくても声をかけられるのに、こういう時はその姿すら見つけられない。人ごみは多くなり、通りがかるリクシャーはサイクルばかりだ。


あせりだした頃、ようやく空のオートリクシャーを一台捉まえた。
Agra Cantto 駅まで50ルピー、高いような気はするが、時間がない。すぐに乗り込み駅へ向う。



リクシャードライバーはこちらの焦りなんて知ったことじゃないので、途中で他のお客を乗せたり、おろしたお客と料金でもめたり、私をやきもきさせる。発車時刻の5分前に、ようやく駅に着くが、今度はお釣りがないと言い出した。


100ルピーに対して35ルピーしかお釣りがないからそれで良いかと言う。
良いわけないが時間もない。でも負けたくもない。

結局、1ドルを渡すことで合意。
1ドル=48ルピーぐらいだったので、私的には少しお得な感じだったのだが、ドライバーの彼は彼でなぜかやたらと喜んでいた。



とにかく時間がもうない。
ダッシュでホームへ向う。掲示板を見てもホームが良くわからないのですぐにManager Office で聞く。ここで到着電車のホームを決めているので、一番確実で、かつ早いということはVaranasiで学んだ。

出発時刻は過ぎていたものの電車はまだホームにいる。乗るべき車両がなかなか見つからなかったが、何とか間に合った。



乗り込んだ車両はガラガラで、6人がけのボックス席には私しかいなかった。
青い車体の長い長い列車は、いかにも重そうな軋みをあげながら、ゆっくりとアーグラーを出発した。




DSC03773
アーグラーからデリーへ向う電車の車窓より。
都会を離れると広大な畑が広がっている。



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カテゴリ:インド | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−タージマハルを見ないアーグラー観光2
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私は漕ぎ出した。

とりあえずタージマハルに向って。


ホテルの前は商店街通りのようでさまざまな店が並んでおり、また駅のすぐ裏側という立地のためか人通りが多かった。歩いている人に自転車、バイク。そしてさらには牛なども闊歩している。歩くだけなら牛の糞を踏まないよう注意するだけで良いが自転車だとそうはいかない。流れに乗らないといけないのだ。急に止まったりすれば後ろから来た自転車のおじさんが追い越しざまに睨んでくるし、前の障害物をよけるためには「私は今から右に寄ります」というオーラを出しまくっておかないとならない。


何せ、インドのこの類の道路ではマイスペースはかなり狭いのだ。


たった数百メートルの距離を何度も途中停車しながらどうにか大通りへと出た。
その大通りは車道で、片側には歩道がある。私が向うべき方向に人通りはほとんどない。よし、この先はサイクリングが楽しめる。そう思ったのもつかの間、なかなか車道を渡ることが出来ない。リクシャーと車がひっきりなしに行きかっている。乗ったままでは無理だと思い自転車を降りたが、それでもなかなか渡れない。すると見かねた警備のおじさんが寄ってきて持っていた警棒を振ってリクシャーたちを止めてくれた。


「今だ、行きな。」
そんな感じで首を傾け私を見る。


「だんにゃわぁーーどぉおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
お礼を言いながら必死で道を走り抜ける私。



おじさん、あんた最高にかっこいいよ!
無事に渡りついた向かいの歩道にのり、自転車に再びまたがる。おじさんにもう一度目でありがとうと訴え、一路、タージマハルへと向う。歩道にはほとんど人がいない、マイスペースは充分だ。しばらく行くと道の反対側に大きなレンガの建物が出てきた。きっとアーグラー城だ。レンガの赤茶が非常に印象的な、とても大きな建物だった。


DSC03753
アーグラー城の一画
全体的に白っぽいが、インドではいつもこんな感じで霞がかかっていた。
土ぼこりや排気ガスなどのせいだろうか。




タージマハルの定休日で観光客が少ないせいなのか、それとも自転車をこいでいる日本人が珍しいのか、道路を行きかう車、リクシャー、バイクに乗る人たちが、そこまで見るか?というぐらいにこちらを凝視してくる。声をかけてくる人も多々いた。


途中道を聞きながら、タージマハルへと近づいてきた。観光客用のらくだの馬車がたくさんいたが、やはり乗っている人は少なかった。ところどころで休みながら、ようやくタージマハルの西門と思われるところまで来たが案の定門は閉ざされ中に入ることは出来なかった。少しぐらいはタージマハルが見えるかと思ったが、塀は高くちっとも中の様子はみえなかったのですぐに諦め、ぐるっと市内を一周してホテルに戻ることにした。



タージマハルから離れると、交通量の多い大きな幹線道路以外はとても静かだった。
芝生の広場で人がのんびりとくつろいでいたり、きれいな花が咲く木があったり、それまで見てきたインドとは少し違った景色だった。





私が自転車を借りたのは、ただリクシャーとのやりとりが面倒だったというだけではない。
自分で歩いたり自転車に乗ったりしていれば、気になった小道に入ったり、立ち止まって周囲を見渡したりということが非常にしやすくなるし、地図とにらめっこしながら自分で道を見つけると、その土地はぐっと身近でリアルな物になってゆくからだ。


いくらあちこちへと旅に行っても、所詮目にすることが出来るのはその国のほんの一握りの風景だけだ。自分の国ですら、いや、自分の住む町ですら今だ目にしてない場所がたくさんあるのだから、ほんの数日、数週間他の国を旅しても見ることが出来る風景というのは針の先よりも小さいのだ。
それならば、テレビや雑誌で見られる風景以外のものを見てみたいと思ってしまう。

もちろん、世界遺産や景勝地など有名どころはやっぱり見てみたいと思うし、歩き・自転車では行動範囲が非常に限られるのでリクシャーだって活用する。実際に、金曜日でなければタージマハルを見に行っていたわけだし。だから結局はどちらのプライオリティーが高いかという話なのだが。



とにかく、そんな感じでインドの町並みを楽しみつつ、ぐるっと一周してホテルまで戻ってきた。直前でホテルが見つからず前の通りを2往復半してしまったが、それでも楽しい気分でホテルの扉を開けることが出来た。




DSC03766
冬のインドではあるが、お花も少し咲いていた。




タージマハルが見られなかったかわいそうなOcha のために
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カテゴリ:インド | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−タージマハルを見ないアーグラー観光
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アーグラーは思いのほか寒かった。まあ北へと移動してきたのだから当たり前と言えば当たり前なのだが。

水シャワーで妥協したことが裏目に出てしまい、お風呂に入れないだけでなく、ぬらしたタオルで体を拭いたり顔を洗ったりしたら余計に寒くなってしまった。横になってもしばらく眠れずジャケットを着込んで寝る始末だった。


そんな状況で寝たせいか翌朝は9時まで寝てしまった上に、鏡を見るとまぶたが片方腫れている。
しかも、ものもらいだけでなくおなかの調子もよろしくない。いよいよ噂のインド下痢(そんな名前の物は存在しないが)になったのか、それとも昨日の寒さのせいなのかはわからなかったが、とりあえず薬を飲んでおいた。




フロントに降りて行くと、昨日と同じおじさんがいた。
昨日はよく似た顔のおじさんがもう一人いて、「兄弟でしょ!?」と聞いたらそうだと答えた。きっと交代で店番(?)しているのだろう。

おじさんはレセプションからホテルの全てをコントロールしていた。朝食を頼んでも、自転車のレンタルを頼んでも、おじさんがどこかに電話するとボーイ(と呼ぶには非常にカジュアルな格好と態度だが)がそれを用意してくれた。
おじさんは受付から動くことがない。会計と指示だけして、常にロビーにいる。お客が来なければ待合用の椅子に座ったり、隣の部屋でPCに向っているのだが、そのでっぷりとした体でゆっくり、でも貫禄たっぷりに移動する。


そのおじさんのキャラクターなのかホテルの方針なのか、このフロントは驚くほど静かで心地よかった。玄関扉は閉められているが、ガラス戸なので日の光がたっぷり入る。温度もちょうど良いし、掃除もきれにされていてインドの外気のホコリっぽさはまったくなかった。おじさんのそっけない態度も今の私にはちょうど良い感じであった。


それにつられて、私の行動予定ものんびりした物になった。

タージマハル以外に面白そうなところもあまりなかったので、とりあえずタージマハルの門前まで自転車で行ってみて、後は適当にアーグラーの街中をサイクリングするだけというものだ。


部屋で朝食を済ませ支度を整える。
ガイドブックの地図を破りポケットに入れ、ウェストバッグに必要最低限のものを詰めた。
おなかの調子は、朝ごはんを食べて体が温まってからは気にならなくはなっていたがやはり不安だった。もっと不安だったのが、トイレットペーパーの残りがわずかだということだ。どこかで買えることを祈りつつ、再びロビーへ降りた。



1日30ルピーの自転車は、一見マウンテンバイク風だった。見た目はかなりぼろかったが、まあそんなものだろうと気にしていなかった。


おじさんにありがとうと告げ、人・リクシャー・自転車・牛が行きかうホテル前の道を眺めつつ自転車にまたがった。



ブレーキレバーを握ると非常に硬い。
ぎゅっと握ってもあまりブレーキがかからない。



目の前の道には、相変わらずインドの無秩序な往来が繰り広げられ、向こうのほうからは衣装を着飾った人々と飾り付けされたたくさんの牛が、鳴り物をチンドンと鳴らしながらこちらに向ってくるのが見える。



無事にここに帰ってこられるんだろうか・・・。


そんな思いを振り切り、記念すべきインドでの初自転車をふらふらと漕ぎ出した。


そういえば自転車に乗るのも久しぶりだ・・・。


多少の怪我は覚悟しよう。ドキドキしながら、インド初のサイクリングが始まった。


DSC03770
アーグラーでのパートナー。
名前は付けてません。




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インド−夜着のアーグラー
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いつまでたっても着かないアーグラー。昼には着くと思っていたのに、ガイドの彼に聞くと、多分夜の9時ごろになるんじゃないかという話しだった。


宿は着いてから探す予定だったが、不安になってくる。ただでさえ元日の夜で混んでいるんじゃないかと少し心配だったし、夜、知らないリクシャーに乗る恐怖がまだ残っていたので、宿を確保しておくことにした。


アーグラーに近づくと、携帯の電波も安定してきたのでガイドブックに載っている宿に電話をかけた。金曜定休のタージマハルにはもう入れないことが確実だったので、せめて外から眺められる近くの宿を取ろうと思ったのだが、2軒かけた両方が満室だった。


仕方なく、駅に程近いHotel Ajay International というところに電話をすると、水シャワーの部屋ならひとつ空いていると言われた。少し迷ったが、びくびくしながらリクシャーワーラーに頼って夜の街で宿を探すよりは、1日ぐらいお風呂に入れない方がいいや、と思い予約した。



21時間の列車の旅を終え、ようやくアーグラーについた。
ガイドの彼に別れを告げ、駅から徒歩2分というホテルに向う。しかしまず駅の出口がわからない。適当に検討をつけてキョロキョロしながら歩いていると、いつものように客引きに話しかけられた。
Hotel Ajay International に行くんだというと、反対側だという。それならばときびすを返すと、夜はそっちの道は通れないと言い出した。かなり怪しいが、方向音痴の私はたった2分の距離でも迷う自信がある。夜の闇の中ホテルを探すのも怖かったし、このリクシャーに乗ることにした。


リクシャーまで歩く間、ホテルを紹介するとしつこく言ってくる。この男もドライバーではなく客引き係だったようで、連れて行かれた先には別のドライバーと、韓国の女の子の2人組がいた。

この女の子達はどうやら1日ドライバーを雇って観光をした後で、これから列車に乗ってどこかへ行くらしかったが、リクシャーと交わす会話の軽いノリは、日本のテレビでよく見る頭の悪そうな若者と全く同じだった。こういう事もグローバル化しているんだろうか、なんてことをチラッと思いながら彼らの会話を終わるのを待った。


リクシャーの客引きはどうしても私にホテルを紹介したいらしく、その女の子達に「俺が紹介したホテル良かったでしょ?」と聞く。もちろん女の子達はその軽〜いノリで、「イエ〜ス」なんて答える。
私がいくら、もう予約してあるし、そのホテルに泊まりたいんだと言っても聞く耳を持たない。

いい加減頭にきて、乗せたくないんだったら他をあたるから、と強く言うとようやく空いている別のリクシャーに案内された。


しかし、乗ったら乗ったで今度はそのドライバーが明日の1日観光を勧めてくる。
日本人の友達がいるんだと、お約束のメッセージ帳を取り出して私に見せるが、そこには日本語で、「みやげ物屋に連れて行かれるから気をつけて」と書かれている。

本人に直接意見を言えない日本人に、人の意見を聞かないインド人の図が見える。



教えてあげるのが親切なのか、だまっているのが親切なのか。



日本人は陰でこそこそ悪口を言うと思われるのも嫌なので黙っておくことにしたが、あの勧誘のしつこさ、強引さにはまったく呆れてしまう。



最後の最後までセールストークをし続けたドライバーを振り切りながら、ようやくHotel Ajay International の扉を開けた。


明日は自転車を借りて一人で観光しよう。
そう心に誓い、チェックインカウンターへと向う。



FH020002
安宿の部屋の鍵は南京錠だ。
出かける時に外側にかける。
下の黄色いのは、ルームサービスのメニュー。




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インド−長距離列車に乗って 2
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長距離列車の中で出来ることといったら、食べるか本を読むかぐらいだ。


おしゃべり好きならその辺にいる人をつかまえて時間をつぶせるかもしれないが、特に話し好きというわけではない私は、もっぱら寝転がって本を読み、時々売り子からスナック的なものを買い食べるという、まるでお正月の三が日のようなことをして時間をつぶしていた。(実際にこの日は1月1日、元日だったのだが)



ただ、やはり窮屈なので停車するたびに外へ出てストレッチをして体をほぐした。


車内アナウンスもなければ発車時刻のかかれた電光掲示板があるわけでもない、更に言えば車掌や駅員すらどこにいるのかよくわからないここインドの駅では、出発時間=列車が動き出したとき、と考えて良いと思う。


まあ、動き出しはかなりスローでドアも手動のため開けっ放しだったりするのでさほど問題はないが、それでもあまり自分の車両から離れてしまうと、車両の連結部分の行き来ができないため自分の席に戻れない場合があるので油断は大敵だ。



ある田舎の駅に停車したときのことだ。

いつものように列車を降り、少し体を動かした。天気もまずまずで、ホームの真ん中に腰をかけられる花壇のようなものがあったのでそこで少し休むことにした。
ちょうど自分の車両のまん前で、電車に向って座ると中にいる人達と目が合いそうだったので背を向けて座った。その花壇には先客がいて、少し離れたところにサリーを着たおばさんが座っていた。


目が合ったのでナマステーと挨拶し座ると、おばさんが私のほうを向いて座りなおした。私の方を凝視しているので、きっと外人が珍しいに違いない。鼻ピアスやブレスレットなど、アクセサリーをたくさんつけていたので「きれいですね」と話しかけた。


おばさんはにこにこしながら何かしゃべるのだが、何を言っているのか全くわからない。かろうじて、英語ではない、ということだけがわかった。そうしていると、おばさんと私の間のスペースに、今度は別の若い女の人が座ってきた。彼女も、私をじっと見つめ、何かを話す。


お互いに交互に話すのだが、言葉は通じていない。でもやはりコミュニケーションは言葉だけではない。ただ何かを指差すだけでも、意思の疎通の助けになるのだ。
私が鼻ピアスを指差し何か言えば、彼女は何かを答え、今度はブレスレットを見せてくる。
天気の話しでも、政治の話しでもない。今私達はインドのアクセサリーについて話をしているのだ。

それだけでも20%は話しが通じていると言えるのではないか。



そうやって2人の女性と話しをしていると、だんだんと他の人も集まってきた。見たいものは見たい、興味があれば我慢なんてしないというのがインド人なのだ。
あっという間に10人ほどに囲まれてしまった。そのうち2人ぐらいが英語をしゃべれたので、話しが広がり始めた。


どこに行くの?
アーグラー?
タージマハルはすごいよ!


こんなに自分に興味を持ってもらえることなんて日本ではめったにない。
なんだか有名人にでもなった気分で楽しく話していると、一人が私の後ろを指差した。




「Your train」



ん?と思い後ろを向くと、なんと電車が動き出しているではないか。話しに夢中になって、すっかり油断していた。
あわてて立ち上がり、みんなに別れを告げる。動いている列車のドアに手をかけ飛び乗った。
ほっとして後ろを振り返ると、そこにいた全員が、私に向って手を振っている。


私も彼らに手を振り返す。
「アルビダー!」「ダンニャワード!」
ちびっこ達に教わったヒンドゥー語を叫ぶ。



こんにちは、ありがとう、さようなら。
たった3つの言葉が私達の距離を縮めてくれる。



名前も場所もわからない、とあるインドの駅で起こった出来事の話しだ。





DSC03750
米はぜに野菜や香草を刻んで混ぜ、スパイスをかけた食べ物。
バケツいっぱいに作り、売り歩いていた。
スプーンが木の平らなやつで、食べにくいことこの上なかったがおいしかった。




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インド−長距離列車に乗って 1
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4853 Marudhar Express


それがアーグラーへと向う私が乗り込んだ電車の名だ。


17:20 Varanasi 発、翌6:10 Agra Fort 着なので、最低でも12時間半の長い旅となる。
最低でもと書いたのは、列車が遅れなかったらという意味を込めてだ。

私が実際にこの電車に乗った時間は21時間半、9時間半のオーバーだ。
乗る前に7時間半待たされているから、合計で16時間半も余計にかかっていることになる。


乗ったのは2A、エアコンつき2段ベッドのハイクラスの車両だった。
ちょっとした勘違いと、ガイドブックに頼りすぎたせいで不必要に良い車両に乗ることになってしまったが、乗り心地が良いことは確かだ。

SL(エアコン無し3段ベッド)の車両には付いていなかった毛布とシーツが置いてあり、ベッドの周りにはカーテンもあった。端には洗面所があり、洋式とインド式それぞれの水洗のトイレもついていた。



ただ、その車両を埋めていたのは8割の日本人と1割の外国人、そして残りの1割がインド人だった。



私は一人で海外旅行に行くと、自分と同じ日本人と距離を置いてしまう悪い癖がある。この時もなんとなく居心地が悪い感じがして、誰とも話さずにさっさと寝る支度を済ませ横になった。


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目が覚め、窓の外が暗いことを確認してまた寝る。
それを数回繰り返すと、ようやく外が明るくなってきた。とはいっても霧がかかっていてあまりよく景色は見えなかった。夜のうちもこの霧が出ていて、そのせいで電車が遅れているとの事だった。



粘って2度寝、3度寝をしたが、さすがに9時過ぎにもなると物売りが列車内に入ってきて騒がしくなった。おなかも空いたので起き上がり、チャイを買い、持ってきていたグアバや余っていたお菓子なんかを食べて朝食にした。



DSC03745          DSC03747




私が寝ていたのは2段ベッドの下段だったが、上段にはインド人の男性がいた。彼がうろうろしていたので、多分座る場所がないんだと思い、あわてて毛布を丸め、ベッドを畳んで椅子にした。
(基本的に、下段は昼間、席として利用される)


私のベッドは窓と平行に並んでいる側だったので、椅子状にするとそのインド人と向かい合う形になった。そのため自然と彼と話しを始めたのだが、どうやら日本人のツアーのガイドのようだった。こんなクーラーなんて要らない季節に2Aに乗るインド人なんて珍しい、と思っていたがこれでなぞが解けた。


私が旅の最中で、初めてインドに来たというと、彼が質問をしてきた。


「インドの何が一番好き?」


そう言われて思い返したが、頭に浮かぶのはガンガーやお寺ではなく、駅で出会った人たちのことだった。

そこで、「インド人の親切なところが好きだ。」と答えると、意外そうな顔をした。
彼も、日本人のガイドをやっているぐらいだから、リクシャーワーラーの強引さ、平気でうそをつく客引きなどに日本人が辟易とすることを充分知っているのだろう。



「向こうから声をかけてくるインド人は自分のビジネスのことで頭が一杯で平気で人を騙そうとするけど、こちらからHelp を求めて話しかけたインド人はみんなすごく親切だったし、その場にいた周りの人も一緒になって助けてくれた。」




「They were so impressive for me.」




そういうと、彼はうれしそうに笑った。





DSC03749
どこかの駅で乗り込んできた売り子から買った。
名前はわからないが、中身の入っていないパイのような感じ。
途中で飽きるかと思ったけど、ほんのり甘くて、最後までおいしかった。





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