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インド−一番怖かった夜 2
JUGEMテーマ:海外旅行 総合

広いインドを象徴するかのような、まっすぐな、まっすぐな一本道だった。
日本のデコトラとはまた違う感じの派手なトラックが砂埃を上げてすれ違っていく。
暗闇の中、道の両脇にはポツポツと明かりが見え、時々はバイクや車のライトに照らし出された人の姿も見えた。

どこかへ連れ込まれ強盗されたら、どうやって助けを呼ぼう、そんなことまで考えているとリクシャーは突然スピードを緩め道路の脇へと寄った。
どう考えてもバナーラスにはまだ遠い場所だ。



胸の高鳴りが最高潮になる。
前に乗っていた男の一人がリクシャーから降り、こちらに向って手を伸ばした。
抱えていたバックパックを思わず握り締めた。



「See you, Ma'am.」



一瞬、でも感覚的には数秒、その言葉を理解できなかった。
運転していた男が、「He goes home. 彼の家はこの近くなんだ」と説明した。


硬く握り締めた手をバックパックから離し、差し伸べられた手を握る。
私一人を3人で迎えに来たのではなく、みんな仕事が終わって乗り合いで帰宅するところに私が乗せてもらっていたのだ。



どっと力が抜けた。
もう5分ほど走ったところで、2人目の男も降りた。
「Good night, Ma'am.」


あんなに怖がっていた自分が少し恥ずかしくなって、小さい声で「Thank you, good night.」と言って手を振った。




リクシャーは相変わらず風を切り進み、しばらくして長い橋に出た。
ガンガー(ガンジス河)の向こう側にたくさんの明かりが見える。

Yogi Lodge まで、もう少しだ。




FH000001
Yogi Lodge への路地。突き当たりのブルーの看板の右側にホテルがある。
野菜を売りに来たリヤカーの周りに人が集まっている。




カテゴリ:インド | 14:13 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
コメント
そういっていただけるとうれしいです。
書いたかいがありました。
でもちょっと大げさに書きすぎですかね?
| Ocha | 2009/05/24 10:22 PM |
はぁ〜、
超ドキドキしました。
| | 2009/05/24 4:54 PM |
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