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Luv ☆ 無印良品
JUGEMテーマ:海外旅行 総合

ここ最近仕事が忙しくって更新していませんでした。
が、今日は先週末の休日出勤の代休で久々にのんびりしています。
さっきようやくインドの旅記録の続きもアップしました。


さて、タイトル通り、私は無印良品が好きです。
今セール中で、買いたいものがあったのでネットショッピングをしていたらおもしろいブログパーツを見つけたのでさっそく使ってみます。

常に改良開発をしていくその姿勢が好きなんだな。
商品も、シンプルでモダンなんだけど、昔ながらの日本人的要素がたくさん詰まっているんだよね。









では、私のMUJI好きはおいといて、旅グッズの話。
アジアでなくても、バックパッキングしようと思ったらフックと言うものはかなりお世話になります。

特にアジアの安宿や欧米のユースホステルのドミトリーに泊まったりすると、お風呂・洗面グッズを置く場所に困ることが多々あって、そんな時に役立つのが上のような洗面グッズ用のバッグやフック・カラビナです。


私が持っているのは、カナダのMECというアウトドアショップの物です。
ただ、これは長期旅行用に買ったもので、2週間程度の旅では少し大きすぎてしまい(B5サイズぐらい)、ここ最近の年末年始の旅行では、無印の小さいメッシュポーチにカラビナをつけて使っています。


まだまだバックパッキングはビギナーな私。荷物の量の見極めがイマイチできてないので、もう少し様子を見てちゃんとしたのを買おうかなと考えています。


 ・機内持ち込み可能な大きさの、液体物用ジップロックがすっぽり入る
 ・水切れ、乾きがいい
 ・あまり硬くない素材
 ・風呂グッズと化粧グッズが分けられるようにポケットがたくさんついている


とまあ、今のところこんな感じのものを狙っています。

小さく、軽く、身軽に旅したいところですが、荷物を減らすのって意外に難しいので経験値をアップさせながら、少しずつ減らしていきたいなー、なんて思っています。



カテゴリ:旅グッズ | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−一番怖かった夜 2
JUGEMテーマ:海外旅行 総合

広いインドを象徴するかのような、まっすぐな、まっすぐな一本道だった。
日本のデコトラとはまた違う感じの派手なトラックが砂埃を上げてすれ違っていく。
暗闇の中、道の両脇にはポツポツと明かりが見え、時々はバイクや車のライトに照らし出された人の姿も見えた。

どこかへ連れ込まれ強盗されたら、どうやって助けを呼ぼう、そんなことまで考えているとリクシャーは突然スピードを緩め道路の脇へと寄った。
どう考えてもバナーラスにはまだ遠い場所だ。



胸の高鳴りが最高潮になる。
前に乗っていた男の一人がリクシャーから降り、こちらに向って手を伸ばした。
抱えていたバックパックを思わず握り締めた。



「See you, Ma'am.」



一瞬、でも感覚的には数秒、その言葉を理解できなかった。
運転していた男が、「He goes home. 彼の家はこの近くなんだ」と説明した。


硬く握り締めた手をバックパックから離し、差し伸べられた手を握る。
私一人を3人で迎えに来たのではなく、みんな仕事が終わって乗り合いで帰宅するところに私が乗せてもらっていたのだ。



どっと力が抜けた。
もう5分ほど走ったところで、2人目の男も降りた。
「Good night, Ma'am.」


あんなに怖がっていた自分が少し恥ずかしくなって、小さい声で「Thank you, good night.」と言って手を振った。




リクシャーは相変わらず風を切り進み、しばらくして長い橋に出た。
ガンガー(ガンジス河)の向こう側にたくさんの明かりが見える。

Yogi Lodge まで、もう少しだ。




FH000001
Yogi Lodge への路地。突き当たりのブルーの看板の右側にホテルがある。
野菜を売りに来たリヤカーの周りに人が集まっている。




カテゴリ:インド | 14:13 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
インド−一番怖かった夜
JUGEMテーマ:海外旅行 総合

Vanarasi へと向う列車の中で、私は呆然としていた。
Yogi Lodge の名刺が見当たらないのだ。ノートにはさんでおいたのだが、どこかに落としてきてしまったようだった。



20:00ちょうどにMughal Sarai というVanarasi の南17キロほどの場所にある駅に着く予定で、そこまでYogi Lodge のバイが車で迎えに来てくれる手はずになっていた。
携帯も持っていたし、絶対落ち合えると思っていたが名刺がなくなってしまった今、バイと連絡を取る手段が途絶えてしまった。


バイにはこの先の電車のチケット代を預けてあったので、どうしてもYogi Lodge に行く必要があった。
駅はきっとVaranasi 駅よりもひと回り小さいぐらいではないかと思ったが、落ち合う場所は決めてなかったので会えない可能性がある。
もし会えなかったら駅のリタイアリングルームで一泊し、明日Yogi Lodge を探そうと半ば諦めつつ寝台列車の一番上で、夜のMughal Sarai駅に着くのを待った。


DC03684


不安な気持ちで横になっても眠れるはずはなく、嫌な想像ばかりして時間をすごした。
ようやく駅に到着する。まだ動いている列車のドアから身を乗り出しホームを眺めると、3人ほど男がダッシュしている。不思議に思い眺めていると、私の後ろに並んでいた下車待ちのインド人の一人が「降りろ!今だ!」と叫んだ。



もちろん、その男は私をからかってそんなことを言ったのだが、その時の私には冗談なのか本気なのかの区別がつかなかった。
戸惑いながら一段下のステップに足をかける。どう考えても降りれるスピードではない。
いや、たくましいインド人には当たり前のことで、みんな早く降りたいのかもしれない。


「無理!!」と叫びながらそのまま固まっていると、ホームをダッシュしている男たちが代わる代わる叫んだ。


「No!!!」
「Not Now!!」


大きく手を振り私を制す。
後ろを見ると、インド人たちも笑っている。
からかわれたんだ、とわかり電車が止まるまで待った。


長いホームに入りきった電車はようやく止まり、私はMughal Saraiに降り立った。
先ほどダッシュしていた男たちが私のところにやってきて紙を見せた。

そこには私が乗った電車の席番号と、私の名前が書かれていて、バイが用事ができて来れれなくなったので代わりに来たと説明した。
言っていることは本当だろうと思い、後についていく。途中男の携帯に電話がかかってきて、しばらく話した後私にその携帯を差し出した。バイだった。


基本的に雰囲気で英語を理解する私は電話での英語が苦手だ。しかも電波が悪いのか、バイの声は途切れ途切れであまり言っていることがわからなかった。とにかく、この男たちについていけということだけは聞き取れた。


駅を出ると、薄暗い建物の裏のほうへ連れて行かれる。停めてあったリクシャーに乗るよう促され、後部座席へ乗るとなぜか両側のカーテンが閉められた。怖がっているのが顔に出たのだろう、男は「Just for safety」と言ったが、見知らぬ土地、人の中で視界がふさがれるというのはかなり怖い。もしかして、土地勘がないのを良いことに、何か悪さを働こうとしているんじゃないだろうか、そんな不安が心をよぎる。


男3人は前列の運転席側に乗りリクシャーは出発した。
前方の人の間から見える景色はすぐに薄暗く、両脇にはほとんど何もない一本道へと変わった。
これは本当にヤバイんじゃないか。

確かにバイが手配したリクシャーだとは思うが、もともとバイはあまり信用していなかったので当然この3人の男たちも信用することができない。


地球の歩き方に書いてあった被害者投稿や犯罪事件の記事が頭の中を駆け巡る。
そんな私の心とは裏腹に、リクシャーは暗闇の方へと吸い込まれるように風を切り進んでいく。



せめて現在位置を掴もうと広げたガイドブックは焦っているためなかなかページが見つからない。
焦りがさらに焦りを呼ぶ。

胸の鼓動は高まる一方だった。


DSC03697
ガートへと通じる通路。沐浴を終えた人が帰ってゆく。



カテゴリ:インド | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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