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インド−タージマハルを見ないアーグラー観光2
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私は漕ぎ出した。

とりあえずタージマハルに向って。


ホテルの前は商店街通りのようでさまざまな店が並んでおり、また駅のすぐ裏側という立地のためか人通りが多かった。歩いている人に自転車、バイク。そしてさらには牛なども闊歩している。歩くだけなら牛の糞を踏まないよう注意するだけで良いが自転車だとそうはいかない。流れに乗らないといけないのだ。急に止まったりすれば後ろから来た自転車のおじさんが追い越しざまに睨んでくるし、前の障害物をよけるためには「私は今から右に寄ります」というオーラを出しまくっておかないとならない。


何せ、インドのこの類の道路ではマイスペースはかなり狭いのだ。


たった数百メートルの距離を何度も途中停車しながらどうにか大通りへと出た。
その大通りは車道で、片側には歩道がある。私が向うべき方向に人通りはほとんどない。よし、この先はサイクリングが楽しめる。そう思ったのもつかの間、なかなか車道を渡ることが出来ない。リクシャーと車がひっきりなしに行きかっている。乗ったままでは無理だと思い自転車を降りたが、それでもなかなか渡れない。すると見かねた警備のおじさんが寄ってきて持っていた警棒を振ってリクシャーたちを止めてくれた。


「今だ、行きな。」
そんな感じで首を傾け私を見る。


「だんにゃわぁーーどぉおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
お礼を言いながら必死で道を走り抜ける私。



おじさん、あんた最高にかっこいいよ!
無事に渡りついた向かいの歩道にのり、自転車に再びまたがる。おじさんにもう一度目でありがとうと訴え、一路、タージマハルへと向う。歩道にはほとんど人がいない、マイスペースは充分だ。しばらく行くと道の反対側に大きなレンガの建物が出てきた。きっとアーグラー城だ。レンガの赤茶が非常に印象的な、とても大きな建物だった。


DSC03753
アーグラー城の一画
全体的に白っぽいが、インドではいつもこんな感じで霞がかかっていた。
土ぼこりや排気ガスなどのせいだろうか。




タージマハルの定休日で観光客が少ないせいなのか、それとも自転車をこいでいる日本人が珍しいのか、道路を行きかう車、リクシャー、バイクに乗る人たちが、そこまで見るか?というぐらいにこちらを凝視してくる。声をかけてくる人も多々いた。


途中道を聞きながら、タージマハルへと近づいてきた。観光客用のらくだの馬車がたくさんいたが、やはり乗っている人は少なかった。ところどころで休みながら、ようやくタージマハルの西門と思われるところまで来たが案の定門は閉ざされ中に入ることは出来なかった。少しぐらいはタージマハルが見えるかと思ったが、塀は高くちっとも中の様子はみえなかったのですぐに諦め、ぐるっと市内を一周してホテルに戻ることにした。



タージマハルから離れると、交通量の多い大きな幹線道路以外はとても静かだった。
芝生の広場で人がのんびりとくつろいでいたり、きれいな花が咲く木があったり、それまで見てきたインドとは少し違った景色だった。





私が自転車を借りたのは、ただリクシャーとのやりとりが面倒だったというだけではない。
自分で歩いたり自転車に乗ったりしていれば、気になった小道に入ったり、立ち止まって周囲を見渡したりということが非常にしやすくなるし、地図とにらめっこしながら自分で道を見つけると、その土地はぐっと身近でリアルな物になってゆくからだ。


いくらあちこちへと旅に行っても、所詮目にすることが出来るのはその国のほんの一握りの風景だけだ。自分の国ですら、いや、自分の住む町ですら今だ目にしてない場所がたくさんあるのだから、ほんの数日、数週間他の国を旅しても見ることが出来る風景というのは針の先よりも小さいのだ。
それならば、テレビや雑誌で見られる風景以外のものを見てみたいと思ってしまう。

もちろん、世界遺産や景勝地など有名どころはやっぱり見てみたいと思うし、歩き・自転車では行動範囲が非常に限られるのでリクシャーだって活用する。実際に、金曜日でなければタージマハルを見に行っていたわけだし。だから結局はどちらのプライオリティーが高いかという話なのだが。



とにかく、そんな感じでインドの町並みを楽しみつつ、ぐるっと一周してホテルまで戻ってきた。直前でホテルが見つからず前の通りを2往復半してしまったが、それでも楽しい気分でホテルの扉を開けることが出来た。




DSC03766
冬のインドではあるが、お花も少し咲いていた。




タージマハルが見られなかったかわいそうなOcha のために
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カテゴリ:インド | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
インド−タージマハルを見ないアーグラー観光
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アーグラーは思いのほか寒かった。まあ北へと移動してきたのだから当たり前と言えば当たり前なのだが。

水シャワーで妥協したことが裏目に出てしまい、お風呂に入れないだけでなく、ぬらしたタオルで体を拭いたり顔を洗ったりしたら余計に寒くなってしまった。横になってもしばらく眠れずジャケットを着込んで寝る始末だった。


そんな状況で寝たせいか翌朝は9時まで寝てしまった上に、鏡を見るとまぶたが片方腫れている。
しかも、ものもらいだけでなくおなかの調子もよろしくない。いよいよ噂のインド下痢(そんな名前の物は存在しないが)になったのか、それとも昨日の寒さのせいなのかはわからなかったが、とりあえず薬を飲んでおいた。




フロントに降りて行くと、昨日と同じおじさんがいた。
昨日はよく似た顔のおじさんがもう一人いて、「兄弟でしょ!?」と聞いたらそうだと答えた。きっと交代で店番(?)しているのだろう。

おじさんはレセプションからホテルの全てをコントロールしていた。朝食を頼んでも、自転車のレンタルを頼んでも、おじさんがどこかに電話するとボーイ(と呼ぶには非常にカジュアルな格好と態度だが)がそれを用意してくれた。
おじさんは受付から動くことがない。会計と指示だけして、常にロビーにいる。お客が来なければ待合用の椅子に座ったり、隣の部屋でPCに向っているのだが、そのでっぷりとした体でゆっくり、でも貫禄たっぷりに移動する。


そのおじさんのキャラクターなのかホテルの方針なのか、このフロントは驚くほど静かで心地よかった。玄関扉は閉められているが、ガラス戸なので日の光がたっぷり入る。温度もちょうど良いし、掃除もきれにされていてインドの外気のホコリっぽさはまったくなかった。おじさんのそっけない態度も今の私にはちょうど良い感じであった。


それにつられて、私の行動予定ものんびりした物になった。

タージマハル以外に面白そうなところもあまりなかったので、とりあえずタージマハルの門前まで自転車で行ってみて、後は適当にアーグラーの街中をサイクリングするだけというものだ。


部屋で朝食を済ませ支度を整える。
ガイドブックの地図を破りポケットに入れ、ウェストバッグに必要最低限のものを詰めた。
おなかの調子は、朝ごはんを食べて体が温まってからは気にならなくはなっていたがやはり不安だった。もっと不安だったのが、トイレットペーパーの残りがわずかだということだ。どこかで買えることを祈りつつ、再びロビーへ降りた。



1日30ルピーの自転車は、一見マウンテンバイク風だった。見た目はかなりぼろかったが、まあそんなものだろうと気にしていなかった。


おじさんにありがとうと告げ、人・リクシャー・自転車・牛が行きかうホテル前の道を眺めつつ自転車にまたがった。



ブレーキレバーを握ると非常に硬い。
ぎゅっと握ってもあまりブレーキがかからない。



目の前の道には、相変わらずインドの無秩序な往来が繰り広げられ、向こうのほうからは衣装を着飾った人々と飾り付けされたたくさんの牛が、鳴り物をチンドンと鳴らしながらこちらに向ってくるのが見える。



無事にここに帰ってこられるんだろうか・・・。


そんな思いを振り切り、記念すべきインドでの初自転車をふらふらと漕ぎ出した。


そういえば自転車に乗るのも久しぶりだ・・・。


多少の怪我は覚悟しよう。ドキドキしながら、インド初のサイクリングが始まった。


DSC03770
アーグラーでのパートナー。
名前は付けてません。




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カテゴリ:インド | 00:12 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
カメラの話
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私が普段使っているカメラについて書きます。


写真を撮るのはまあまあ好きですが、テクニック的にはまったく詳しくありません。
絞りがどうのとか、ISOがどうのとか言われてもわからんのです。

なので、持っているカメラは多いけど、一般向けのものばかりです。


Sony サイバーショット DSC-T9
3年ぐらい前に買いました。今メインで使用しています。
このブログに載せている写真もほとんどこれで撮っています。
最新はT900だって。2桁も違うけど・・・。





今使っているのを写真に撮ろうと思ったけど、携帯カメラでは室内が暗すぎてうまく取れなかったので写真はなし。でも、この最新のものとぱっと見はほとんど変わらないです。

ふたをスライドさせるだけの簡単スイッチオンが気に入ってます。
メディアがメモリースティックで汎用性にかけるっていう人もいるけど、最近は進歩が激しいから、カメラを買い換える時期にはメディアも容量少なすぎな感じになっていることが多いので私はあまり気にしていません。
だって何年か前にはギガって何?て感じだったのに、今では普通に2GBとか4GBとか安価で売ってるし。
メディアの入れ替えも面倒なので、最初に大きい容量のを買ったら後は入れっぱなしのことが多い私には汎用性が必要ないんです。



私がこのカメラで写真を撮る時のコツは、マクロ多様、太陽光、フラッシュを使わない、の3つです。
もちろんオート(笑)

マクロでズームにして撮ると、遠近のピントのずれが大きくなるので背景がぼやけていい感じに取れます。


 DSC03573


こんな感じ。





EOS Kiss(フィルム)

だいぶ前に中古をもらったので、モデル名は不明。
普段キャビネットにしまいっぱなしのためか、シャッターに変なべたべたが付いてしまいかなりの不具合が生じてます。
とりあえず、インドで3本撮ったうちの3分の2はまっ黒か真っ白かグレーでした。。。


2002年に撮った写真はまだ不具合なし
これは富士山に登ったときに撮ったご来光。
FH000019




できればデジイチ(デジタルの一眼レフ)が欲しいところです。
私の場合、旅に持っていくカメラは時間や覚書のように記録としても使うのでデジカメが必須。つまり、このフィルムカメラを持っていく時も小型のデジカメを持っていかなければならない。

重いんです・・・。
充電器やら含めて。

お金がたまったら軽めのデジイチを買って、それ一台だけ持って旅に出ることが夢です!(小さっ)
重さでデジイチを選ぶのもどうかと思いますが、腕がないので性能にはそんなにこだわりなし。
ただ、ミーハーなので人気機種とか有名な人が使ってる機種とかを買いがちのため、結果性能が良いものを手にすることが多い。



VQ1005

デジタルのトイカメラ。
LOMOのような風合いのある写真が撮れます。




LOMOはロシアのカメラで、デッドストックがまだ出回っていた頃に購入してはまったんですが、四隅が濃くなったり、色合いが普通のカメラとどこか違って面白いのです。
でも、いつの間にか紛失してしまいました・・・。
今では同じ年代のデッドストックはなかなか手に入らないので再購入は諦めました。


このVQ1005は小さいけど写り具合もかなりLOMOっぽくて、散歩のときなどに持ち歩いています。


LOMOにて撮影

FH030011



FH030023



VQ1005 で撮影

Factory IMG_0249



VQ1005の欠点は、電池がすぐになくなること。
ちなみに、ファインダーはまったく役に立たちませんが、それは味であり欠点ではありませんっ!

あ、あと音なしだけど動画も撮れる。これがまた8ミリビデオっぽく撮れたり、面白いです。
それと、改造してマクロ仕様にすることも可能。
私は2台持っているうちの1台はマクロ仕様で、ピントは11センチぐらいのところしか合いません。





上記のカメラ以外にも、ポラロイドやチェキなんかもあります。全てもらい物。
まあカメラに関しては素人ですが、素人なりに楽しんでます。



と、この記事を書くのに過去の写真を漁ったり、カメラのサイトを見たりとかしていたら物欲が高まってきました。やばい・・・。


そしてぜんぜん旅グッズの話しじゃなくなってしまいました。
えー、旅に持っていくカメラはなるべく少なめがいいです。(←あたりまえ)


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